違法なシェアハウス「脱法ハウス」とは

守るべきルール

シェアハウスが人気を集めていて、入居希望者で溢れかえっている中で、世の中では脱法ハウスという名称のシェアハウスが注目されています。
脱法というのは、法律を脱している、つまり法律違反をしていることになります。
そこで、脱法ハウスというのは法律違反をしているシェアハウスのことを指します。

シェアハウスはテレビ番組の効果で入居者数を増やしていますし、入居希望者もたくさんいます。
似たような形態にルームシェアがありますが、ルームシェアとシェアハウスとは異なるものです。
両者の違いはシェアハウスが入居希望者を業者が仲介しており、なおかつ建築基準法、消防法、建築寒冷条例といった住居として生活する施設が守るべきルールをきちんと守って建設がされています。

これに対して、脱法ハウスはこれらの法律を守らず建設されたシェアハウスのような共同生活がされている場所です。
法律の基準を満たしていないため、家として貸すことができないために、脱法ハウスは24時間利用可能なレンタルオフィスとされていることが多いです。

脱法ハウスの問題点

脱法ハウスはもともと倉庫であったものをシェアハウスに作り変えているために、家のような居住空間には適していません。
窓がなかったり、部屋が狭かったりと問題点がたくさんあるのです。

実際にその中に足を運んでみると倉庫の中がベニヤ板で人間一人が横になれるようなサイズに区切られていただけのものが多くあり、ハウス内の真ん中の部屋は窓がないため真っ暗な室内となっています。
疲れた体を癒しに家に帰って、家でのんびりしたり好きなことをしたりしてまた明日も頑張ろうと英気を養うのに、このような家では気が休まるどころが気がおかしくなってしまいます。

しかし、このような物件がなくならないのは家に住めないという人がたくさんいるのです。
不況のあおりで定職に就けない人は、家賃を支払う能力もないですし、不動産屋さんから信用してもらえる状態ではありません。
そうすると普通の家に住むことができなくなってしまい、このような脱法ハウスで生活をすることになるのです。

注意すべきシェアハウス

脱法ハウスがシェアハウスという触れ込みで入居者を募集していても、その生活環境を見て入居をやめようと思えます。
しかし、シェアハウスとして入居することができない物件でありながら知らずに済んでしまっていることがあります。
それが一戸建てをシェアハウスに転用している場合です。

一戸建ては、住宅としては安全性が高いのですが共同住居としてもともと建設されていたために、避難経路や構造で共同住宅としての条件が満たせていないのです。
そのため、このような物件にはシェアハウスの住人としては入居することができないのです。